三線片手に島の伝統を語ってくれるおじぃ、やさしい笑顔で美味しい料理を振る舞うおばぁ達を悩ませる腰痛。ここ数年はご高齢の方だけでなく、10代や20代の若い方にも増えてきています。一口に「腰痛」と言ってもその種類は様々ですので、こちらでいくつかご紹介いたします。
人間の腰椎は5つの椎体から成り立っていて、その間に「椎間板」と呼ばれる軟骨成分が挟まり、クッションの役割を果たしています。この椎間板が加齢やスポーツによる負荷、または何らかのきっかけで飛び出してしまうことがあります。そうなってしまうと神経根や脊髄が刺激され、腰の痛みや足のしびれなどを引き起こしてしまいます。
比較的ご高齢の方に起こりやすい腰痛です。背骨の中心には管状の空間がありますが、これを「脊柱管」と呼びます。加齢に伴い多かれ少なかれ脊柱管は狭まっていきますが、腰部の脊柱管が狭まると神経や血管を圧迫し、腰の痛みや足裏のしびれなどを引き起こします。間欠跛行(かんけつはこう)の症状が現れるのが特徴的です。
間欠跛行…立ったり歩いたりする際、しびれやつっぱり感があるが、前かがみで少し休むと緩和される。
激しいスポーツや転倒などの衝撃で、後部の腰椎が断裂してしまうのが腰椎分離症です。腰椎すべり症は、この断裂した腰椎が腹側にずれてしまうことを指します。
腰を反ったり左右に捻ると痛みが走るほか、長時間同じ姿勢を続けていると重だるい痛みが起こったりします。両者はよく間違えられやすいので覚えておきましょう。
椎間板内の水分量が減少すると、クッションの役割が低下し、脊椎の変形で骨棘(こつきょく)と呼ばれる尖った骨が作り出されます。これが周囲の神経を刺激し、腰の痛みを引き起こします。寝返りや起床時、立ち上がったりする際などに痛みが強く表れるのが特徴的です。
骨の密度が減少し、骨内がスカスカの状態になることによって起こります。小さな衝撃で圧迫骨折が起こってしまうこともあります。頻繁に骨折が起こると、脊椎自体がエビのように曲がってしまい、慢性的な腰痛や背中の痛みの原因となります。こちらは比較的中高年層の女性の方に多いです。
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